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新人理学療法士向け 解剖・生理・運動学の必読書3選

はやた
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みなさんこんにちは

今回は、新人理学療法士さん向けに、解剖・生理・運動の必読書についてお伝えしていこうと思います。

まずは早速、必読書3つお伝えします。

とりあえずこの3冊を読むべし

解剖学「プロメテウス」

生理学「カラー基本生理学」

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運動学「筋骨格系のキネシオロジー」

いきなり読んでもつまらない?読む前にすべきこと

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「いきなり、解剖・生理・運動の本を読んでもつまらない」

みなさんこのことは、周知の事実だという風に思います。

ただ、学生時代を思い出してください。

解剖・生理・運動

これらの勉強が好きだった人はいますか?

私自身、解剖学が1番つまらないと感じており、嫌な科目でした。

理由は至って単純です。

なにも知らないのにいきなり解剖学を勉強していたからです。

学校のカリキュラム上、解剖・生理・運動学は1年生のうちから勉強しなくてはならないのはわかります。

学校を卒業し、理学療法士となった今、わざわざいきなり解剖・生理・運動学から勉強する必要はありません。

じゃあこの紹介している本はいつ読むの?

と思う方もいるかと思いますが、いつ読むのかというと、、

日々の臨床でわからないことが見つかった時や疑問に思ったとき

です

本の最初から最後まで読む必要はありません。これは、解剖・生理・運動学の本に限りませんが、本を最初から最後まで全部を読み切ろうとすると大体挫折してしまいます。

解剖・生理・運動学の本も同じです。

日々の臨床でわからないこと、疑問に思ったことを解剖・生理・運動学の観点からみるために、この本を読むという使い方がおすすめです。

例えばですが、

例)脳卒中の片麻痺の患者さん。既往歴に心不全や糖尿病がある方を担当している。この方は、基本動作ができなくて困っている。

このような方は、リハビリで担当することが多い症例ではないでしょうか。

そして、この方のリハビリをする上で最低限必要なのが、

脳卒中の病態の知識→脳のどの場所にどんな風に梗塞が起きたか、梗塞が起きた脳の場所の役割はなんなのか?=解剖学の知識

心不全の病態の知識→心臓のどこの場所に問題が生じているか、その結果身体にどんな負荷がかかっているか?=解剖・生理の知識

糖尿病の病態の知識→インスリンとは何か?糖とはなんなのか?エネルギーって?=解剖・生理の知識

基本動作のバイオメカニクス→どんなメカニズムで寝返り動作が遂行されるか?どんな筋活動が行われるか?=運動学の知識

このように少し考えただけでも、解剖・生理・運動学の知識を振り返る場面はいくらでもあります。

患者さんに向き合う度に出てくる問題や疑問をその都度、これらの本で解決する

これが私がおすすめする本の使い方です。

何が言いたいかというと、本を読む前に

「患者さんと向き合う」

結局これにつきります。

向き合った結果、出てくる疑問や解決法の一つにこれらの本を活用するというような流れになります。

なので、いきなり本を読むのではなく、まずは患者さんと向き合ってください。

患者さんのことを考えてください。

すると、自然に疑問やわからないことが出てくるので、それをこれらの本で確認してください。

解剖・生理・運動学の視点から患者さんをみることで、より患者さんの状況を理解することができます。

そうすることで、患者さんのできることを増やす第一歩になると思います。

そのお手伝いする準備としてこれらの本を用意しておくことをおすすめします。

まずは、

  1. 患者さんと向き合う
  2. 向き合った結果出てきた疑問を本で確認する

患者さんの状態は、解剖・生理・運動学で説明できることがほとんどです。もちろんこれだけで説明できないことも多々ありますが、まずは、解剖・生理・運動学の観点を持ち患者さんを理解できるようにし、少しでも患者さんのできることを増やすお手伝いができるようになれば幸いです。

みなさんの臨床の一助になれば幸いです。

ではでは^^

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