afterコロナにおけるこれからのセラピストの働き方 Vol.2
皆さんこんにちは
前回は、afterコロナのウェルネス業界までお伝えしました
今回は、何を指標にビジネスを展開していくのかをお伝えしていきます
- これからの働き方に不安を抱いている人
- 今の職場に不満を抱えている人
- セラピストとして今後も働けるか自信が持てない人
- afterコロナにおける働き方がわかる
- 今後の働き方の一つの指標がわかる
- 求められるビジネスの根幹がわかる
ビジネスを長く強くするためのチェックポイント〜5つのフィルターと新しい第6のフィルター〜
第一のフィルター ~形のない永遠の3柱~
あなたのビジネスは3つのうちどれが当てはまりますか?
- 哲学、宗教
- 教育
- 医学
これらは紀元前から存在しているものです。それぞれ
- ソクラテス(哲学宗教)
- アリストテレス(教育)
- ヒポクラテス(医学)(コロナを受け入れているところだけ。それ以外の病院は、患者がこなくなった)
これら3つは経済的な影響を受けましたか?
紀元前から続いている、この三つは絶対なくならないので、今後も続いていくと思います。
第二のフィルター 〜形のある永遠の3柱〜
戦争も疫病も乗り越えているもの
- 衣
- 食
- 住
- (遊)
- 衣:必需品以外の支出削減が進み外出の頻度も減るため、コロナ禍では大打撃を受けた
- 食:外食市場は縮小。その分が中食や内食に移行するも、1食当たりの支出は減少
- 住:不況に伴う不動産販売不振やオフィス賃料の下落、在宅時間増でインテリアや電化製品等の小口支出は増加
- 遊:高単価だが、3密を伴うエンタメやテーマパークは打撃大。ゲームや動画配信などのコンテンツ市場は増加
GAFAの言葉。誰もが知っている。画期的なビジネスモデルは、ありふれたビジネスモデルの中で、画期的なアイデア1つで変わる。
スターバックスがくるまで、喫茶店はあふれていた。たばこ嫌いな人向け。完全禁煙。スタバのコップ持ってたらかっこいい。あそこで仕事してるとできる人にみえる。おしゃれにみえる。っていう空間を提供した。レッドオーシャンはわるいことばかりではない。
第三のフィルター 〜IT化できるかどうか高速でインターネットができるかどうか〜
コロナ禍を経験している皆さんならこれは感覚的にわかるはず
第四のフィルター 〜Product Market Match(fit)〜
ここは特に時間をかけるところ
issueから始めよ
issueというのは、課題、問題という意味で、課題や問題点を明確にするということが重要です
Pain:消費者、お客さん、顧客、ユーザーが抱える悩み
例)スタバのペイン
→休憩はしたい、コーヒーはのみたい、打ち合わせはしたい、けどたばこはきらい。タバコは嫌いというお客さんの抱えている課題をスタバが解決した
Gain:顧客にとってあったら嬉しいもの
例)PHIピラティスがいい例。PTだけど、運動療法のメソッド欲しい。セミナーとか。得る。
Job to offer:自分でもできなくないけど、人に任せた方がいい。
例)税理士、弁護士とか
クライアントに聞いてみてください。この三つを徹底的に
issueの質があがると、解の質。どう解決するかの質も上がる
根本っていうのは、マズローの下のところ。
ワクチンとか、外交官とかはバリュー高い。
あなたのビジネスは本当に価値のある問題を提起していますか?
あなたのビジネスは本当に価値のある問題を提議していますか?
はっきりとリーンキャンバス(ビジネスモデルを可視化するためのツール)をかけますか?
・都心から近い、程よい田舎に住んでいる、20代のシングルマザーで、金髪で、ヒョウ柄のパンツはいていて、ドンキにいる人がターゲット
・生活の収入がないが、ブランド品大好き。子どもの服がいらなくなる。売る。購買意欲がある。
・ヤフーのペインはアドレスをつくらないけない。売っても売らなくても、300円手数料かかる。
PMF(プロダクトマーケットフィット)
0:問題提起
1:ほんとにそうなのか
2:どういう魅力を提供できるのか、魅力性デザイナビリティ
3:ミニマムでものをつくってください。ミニマムでテスト、実験してください。
4:実際の商売をちっちゃくやってください。確実にテストしてください
5:事業拡大
6:最適化し、生存率を高める
- Feasibility:実現可能性
- Viability:成長性
- Desirability:有用性
・PMFの大事さがわかる実例
例)畳んでくれる洗濯機
エアリズムはたためなかった。ちゃんとミニマムで実験してからやらないと
PMFへの手順は良好ですか?
■しっかりとリサーチできていますか?
(市場規模、競合、売上、経費など)
■最小限の経費で解決法をつくりましたか?
■試運転(テスト)を納得いくまで繰り返しましたか?
■その解決方法は魅力的で、実現可能で、成長性がありますか
第五のフィルター 〜SDGsかどうか〜
これも時代の流れなので、当然考慮しなければならないことです
第六のフィルター 〜リスクヘッジのフィルター〜
ウイルスや災害との闘いに強いか
備蓄や抗菌、ウイルス対策しているか。
開疎化できているか?
我々が提供する運動とは?
健康は手段であり目的ではない
健康である上でなにがしたいかが重要
そもそも人類の起源を辿ると「倹約遺伝子」というものがある
1万年前は農作物を育てていませんでした。遊牧民でした。そのため、食べたものを貯めようとする。一度食べたものを減らしたくないという遺伝子レベルの身体の反応があります。ほんとうは運動嫌いなんです。そもそも人間は運動をしたくない。生命活動の観点からすると運動でエネルギーを使ってしまうのは無駄なことなんです。
それでも、3週間続けると代謝の構造が出来上がるから、運動は続けられます。まずは3週間続けることが大事です。
なぜ人間は運動したくなるのでしょうか?
答えは
やせた方がモテる(性的欲求)、きれいにみえる(精神的欲求も含めている)。
本当は何の欲求を満たしているのか。欲求を満たすための手段に運動があります。
OMOの時代(online merge offline)
もはやオンラインとオフラインの分け方自体が古いと感じるようになってきております
顧客目線で、どんな時でもサービスを利用できるような準備をしておくことがこれからの時代に必要なことだと思います
最後に、信頼される人間の十か条を記して締めます
- 挨拶ができる
- 約束を守る
- 古いものを大事に使う
- 人の話が聞ける
- 筋を通す
- 他人の身になって考える
- 先を読んで行動する
- 気持ちや考えを表現できる
- 潔さがある
- 感謝と畏れの感覚がある