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はじめの一歩を踏み出そう!実体験から学ぶピラティススタジオ立ち上げ・運営のポイント

はやた
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みなさんこんにちは

今回はPHI Pilates JAPAN FESTA 2021での多田先生&日高先生のセミナー「はじめの一歩を踏み出そう!実体験から学ぶピラティススタジオ立ち上げ・運営のポイント」で学んだことをお伝えしていきます。

このコラムは

こんな人にオススメ
  • これからスタジオ運営しようとしている人
  • 今現在、運営に難渋している人
  • どんな風にスタジオを始めたらいいかわからない人

それではやっていきましょう

多田先生のプロフィール

多田先生がインストラクターとして心掛けてきたこととは、

  • 入館者数の10%、定員数の75%を目標とする
  • 初心者に合わせてレッスンをしない
  • より多くの方に声をかけて、紹介をいただけるインストラクターになる

はじめはフリーで活動しており、募集してなくても売り込みしてた

全体の建物利用している人の10%を目標に。レッスン定員数の75%を目標としていた。闇雲にレッスンを行うのではなく、着実に定着させることを念頭に。その中でも多田先生が意識していたこととして

  • 初心者に声をかける+終わった後に感想を聞く
  • 既存の人には声をかける目を合わせる
  • 施設内で挨拶を必ずする。

ピラティスレッスンを受けていない人(筋トレしにきている人)に関わらず声をかける。レッスンに入ってくださいとは言わない。

”顔を覚えてもらう”という目的で必ず声をかけていたそうです。

手元にないと忘れる

これは確実

スタジオ立ち上げの動機

  • PHIピラティスコンプリヘンシブツアーでマシンの資格を取得したことで、施設よりも効果的で的確なトレーニングを行えるようになったこと
  • ツアーでマシンを体験したことにより、自分でマシンを使える場所が欲しくなった(本音)

スタジオの場所の決め方

場所の決め方はシンプルに

お客様がどうすれば通いやすいかを前提に考える

安直に街の中心地だと観光も盛んだから、気をつけないといけない。

雨が降っても電車で行ける。車でも行けるようにコインパーキングがあると良い。スタジオに通うというコストが減るようにするのがポイント。自分が通うのが便利というよりはクライアントが行きやすいような場所がいい。買い物の前にスタジオに通うというように生活圏内で習い事をする人が多い。

スタジオコンセプト

多くの顧客を集めるのではなく、コアな顧客に満足を与え続ける

関わってくれている人に満足を与え続けることで顧客獲得

優先順位の高いメンテナンスに全力で向き合う

性格的にも集客の仕方が変わったみたいで、色んな理由でピラティスをしにくるけど、お金と時間をかけたものを伝えたいのに、ネイルの方が優先されてしまうと優先順位が下がってしまってる。ピラティスの優先順位が高い人に対して全力で向き合う。この優先順位は、お友達の食事や他にも通じる。優先順位は大事。

ある程度の期間、責任を持って身体を預かる

一定の期間お身体をみさせてもらうことの重要さを重んじている。

1回のレッスンで必ず”実感”を体験してもらう

毎回のエクササイズで前回できなかったエクササイズを体験してもらい、体の変化を実感してもらう。

最初にしたこと

自分のファンを数える

自分のお客さんって胸を張って言える人は何人いるか?その中から1/3が来てくれたらすごい方

初期投資の算出と、ランニングコストを考える

自分で得た知識をお客さんに提供するのであるから、安い値段だと安い気持ちで来てしまう。高い値段設定の方が、期待値は上がるが、その気持ちで来てくれる。日本政策金融公庫は間口が広い

レッスン数を決めて収支計画を作成する

収支計画書を作成する。

2人で140本のセッション(養成コースも開催しながら)。目安は個人のできる範囲で設定する。

自身のライフスタイルに合わせてセッション数を設定。単価に見合った実力もつける。

日常気をつけていること

  • 無理な勧誘やセールスはしない
  • 回数券はドロップインor12回のみ
  • 予約の確認を必ず行う
  • 回数券を預かる
  • クライアント同士が合わないように

クライアントがスッピンできてもいいようにプライベート感を出す。

最後に

自分が倒れたら話にならない。自分が仕事できなかったら話にならない。

全ての人を幸せにできるとは思わない。自分に関わり、信じ頼ってくれた方を生命尽きる時まで向き合っていく。

関わってくれた人に最後まで関わっていきたいそうゆうと時間には限りがある。

だから個人スタジオで行なっていく流れ

続いてては、日高先生のセミナー内容をお伝えします。

イントロダクション

テクノロジーの発達に伴い、予防領域では、本当にいいものよりも良さそうに見えるサービスが買われている今の現状が課題となっている。

文句を言ってても始まらない。どうやったら社会から自分が認められるか。正しい知識を社会に伝えるためにビジネスのやり方を学ぶしかない。どうやったら伝えられるかを模索する。

プロフィール

日高先生が行っている事業も、数うった上で、現在は3つの事業を展開しているということを忘れずに。とにかく数をうつ。

元々準公務員の肩書きだった。そこでは副業ダメだったけど、トレーナーをやっていた。ブログにも書いていた

いつしか会社にバレて取調べを受け、どっちかやめろと迫られた。会社を辞め、意図せずフリーランスになった。

休みは3ヶ月に一回のペースで働いていた。社会保障ありのところで働いていた。余談ではあるが、後々に副業OKになった笑。ここで言えることは会社のやめ方には気をつけよう。

起業の種類

  • スタートアップ
  • スモールビジネス

考え方によってリスクを小さくできるのがスモールビジネスのこと。全ての個人事業はスモールビジネスになるから、いかにリスクを下げて負けない戦い方をするか

ピッチのすすめ

ピッチ・・自分のビジネスプランをごく短時間でわかりやすく伝え、資金などを得るためのプレゼン

3~5分が大体のピッチ時間

定期的に自分の発表することは大事

起業することに不安を感じる

不安を感じるのは普通。ネガティブに捉えない。不安要素を抽出してクリアしていくしかない。数字として理解する。

コンセプトを考える

現在のピラティスの動向はマシンピラティス。マシンをどのような目的で使っていくかで差別化を図る。

これはどの業界でも安いor専門化していくかの二極化になる

レッスンメニューを考える

一般な人の考え方を採用する。業界人は業界内のバイアスがかかりすぎている。業界外のことを勉強してビジネスしないと危ないゆえに、姿勢改善ではなく、歪み改善専門をうたうようにした。奥さんなどの身内に聞いてみるのもすごく大事

お客さんがわかりやすいようにあえて4つのコースを出している。表向きではCに進めば進むほどレッスンの内容が重要視

KPIの設定

KPI(key performance indicator)(重要業績評価指数)=目標を達成する上で、その度合いを計測・監視するための定量的な指標

KPIをみて、原因を細分化していく。ビジネスはじめたばかりの方なら接遇が原因。大前提でレッスン効果を感じていること。これがあって紹介や口コミがある。紹介や口コミも科学的に活用する。例えば、SNSなどで他人から質問される状況を作り出すために、ホームワークをUPしてもらったり、見た目にわかる効果を出させてあげる。

努力の方程式

努力するときに何が定数で、何が変数なのかはっきりさせた上で努力する

他人は変えられない。環境は変えられない。100位以内になるために努力する

  • PHIのマスターになる
  • PMAの資格を取ること

で100かける100の人材になる。

質疑応答

Q 予約が入っている段階で詰まっているときに、さらに成果・利益を出すときに、時間を短縮するのか、単価をあげるのか?

A 単価の方がいい。単価をあげる=サービスの質があがったことを説明しやすい。新しく入ったスタッフと区別するためにあげますとした方が、お客様心理的にいい。

多田さんは時間を短縮した。10分減らせば、1本分増やせる。10分単位で追加料金を増やしてもらう。選択肢を顧客の人に選んでもらう。

マーケティングの実体験

チラシをまいた。300枚。実際は一人。

現状広告にどれだけ時間と価格を使えるかによって変わってくる。反響に対して、リピート率がどうなるか、入会率とかの変動を見ていく

コンセプトにあった人が来ているか

→HPの文言でOK。意図していない人が来てる時は違う広告を作るべき。

100%賛成のものは採用しない。否定的な意見を探す

まとめ

お2人のセミナーを聞いて率直な感想は、覚悟があるなというところ。話聞くと簡単そうに聞こえるけど、一貫して必要なのは継続すること。また、継続は正しいベクトルでの継続。正しいベクトルを知るためにも、継続しないと見えてこないものがあると思うので、やっぱり1番は継続なんだなと再認識しました。皆さんも継続することで新たな世界が見えてくるかもしれませんね。

ではでは〜^^

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