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栄養コンシェルジュ#3

はやた
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みなさんこんにちは

前回は、栄養とはの続きから始まり、三大栄養素の由来をお伝えしてきましたね。

炭水化物や脂質の材料は、炭素や酸素や水であり、窒素より少ない資源なので、ある生物が保有し続けると、なくなってしまうため、自然界では共有することとなっており、最終的には地球に返却するんでしたね。

これっては、肥満の人が早死にするのって地球からしたら理にかなってますよね(笑)

肥満って炭素が多い状態ですから、数少ない資源を独り占めしている状態です。

環境破壊といっても過言ではないですよ(笑)

そんなこんなで三大栄養素の由来からお伝えしていきます

今回のコラムは

こんな人におすすめ

こんな人にオススメ

栄養指導をしたい人

栄養について興味がある人

ダイエットしたい人

それではやっていきましょう

栄養コンシェルジュとして共通認識

⑥たんぱく質の由来

たんぱく質は窒素(N)がついています。

つまり”たんぱく質は窒素の供給源”と言えます

では、窒素がどうやって我々の身体にやってくるのでしょうか?

豆知識

食事中のたんぱく質は「たんぱく質」と書きます。

外から摂取したたんぱく質がアミノ酸にまで分解されて、身体の材料や成分として再利用されると「体タンパク質」と書き方と呼び方が少し変わります。これは、窒素を他の生物のもの(たんぱく質)と自分のもの(体タンパク質)とを区別するためです。

体内の糖エネルギーが減ってくると、筋肉の体タンパク質が分解されてアミノ酸となり、肝臓に運ばれるとアミノ基(ーNH2)が切り離されて、グルコース(ブドウ糖)となって血糖として循環して利用されます。これを肝臓での糖新生と呼んでいます。

おむすびとおにぎりの違い

・おむすび

→太陽・世界・人が結ばれるもの。結びの意をこめて人にあげるもの

・おにぎり

→自分で食べる

窒素は地球に最も多い資源でした。つまり地球上で最もなくなるリスクが低い資源です。

したがって、生物が比較的長い期間、自分だけのものとして保有しても、他の生物に迷惑がかからない資源といえます。

窒素は生体材料(体タンパク質:筋肉、ホルモン、酸素、血液、臓器などすべて)として保有可能です。ただし、必要量以上は保有できず、すぐに尿から窒素を地球に返却します。

生物は、たんぱく質構成元素である窒素(N)を自然界から得る必要があります。

窒素は、大気中に大量に存在しますが、生物は呼吸によって窒素を吸収することができません。

地球には雨が降るので、大気中の窒素は雨水に溶け込み大地に落ちます。

地中に存在する微生物は雨水に含まれる窒素を取り込み窒素化合物(アンモニア、硝酸塩、二酸化炭素など)へと代謝させます。(窒素固定

さらに雷によっても大気中で窒素固定され、雨とともに降り注ぎます。

最終的に植物が利用できる化合物となります(肥料となる)。

植物を通じてタンパク質を草食動物も獲得でき、その後食物連鎖で多くの動物が窒素を獲得します。

窒素は水に溶けやすい

→雨水に含まれながら大地に窒素が落ちる。それを微生物が食べる。窒素化合物へ代謝させる(窒素固定)。植物が利用する。植物を草食動物が食べる。食物連鎖で窒素を獲得する。

雨が少ないってことは、窒素が少ないってこと。だから、”雨乞い”が重要。雷はもっとサイコー(窒素固定されるから(肥料)

土づくりと関係している。

大豆は高たんぱくで微生物と共生できるため、土が貧しくてもOK

ご馳走=走り回ってくれて届けてくれている。

窒素が含んでいるものは泡立つ

例)おしっこ、メレンゲ

豆知識

マメ科の植物は根に根粒という微生物と共生できる環境と作っています。そのため、マメ科植物は窒素肥料の少ない土壌でもよく育ちます。

⑦ビタミンとは

ビタミンは自然に存在することはなく、生物体内で合成されます。

それぞれの生物が生命活動を円滑にするために、独自に生み出した代謝物といえます。

したがって、生物によって保有するビタミンの種類や量が異なります。

本来は、それぞれの生物が他より優位に生き残るために生み出した成分であり、企業秘密といえます。

食物連鎖で他の生物から簡単に取り込むことが可能な場合には、わざわざ自分で合成する必要はないと判断して進化していきます。

そのため、ヒトも独自に合成する仕組みを持たず、他の生物(食物)を摂取することで獲得しています。例えるなら、買収による企業秘密の獲得です。

他の生物から手に入れる必要があるため、大量に必要とはしていません。

他の生物が合成するものを大量に必要としないと生命活動を維持できないとなると、これは他の生物に命を握られることになるからです。例えるなら、特定企業からしか原材料が手に入らないとなると、その企業から契約破棄されると破綻してしまうということです。

したがって、ヒトの体内でもビタミンは微量ですむ仕組みとなっています。そのため、微量栄養素という呼び方をしています。

三大栄養素とほとんど同じ元素で構成されています。

ビタミンの構成要素

水素(H)

炭素(C)

酸素(O)

窒素(N)

硫黄(S)

基本は、H、C、O

エネルギーや生体材料にならず生体機能(代謝など)を維持するのに最低限の働きをします。

微量で十分なため、大量に摂取したら排泄して血液濃度を維持し、反対に欠乏すると体内代謝の効率が悪くなります。

体内で合成できないため欠乏症が存在し、同時に、微量で生命活動の調節するものであり、過剰な摂取で障害を引き起こすものがあります。

つまり、血液濃度は一定に管理されるようになっています。

ビタミンは体内代謝を効率的にしているので、1日必要量という考え方も大切ですが、状況に応じて摂取量を増減していくことが最も正しい取り入れ方となります。

質問コーナー

・上半身から太るのは、脂肪がリンパ管から心臓へ行くため

そのため、体型から、なんとなくその人の普段の食事のカテゴリーが推測される。

・短鎖・中鎖脂肪酸は、もともと自然界にない、医療・治療用だったもの。糖に近いため、血液に吸収されるため、消化吸収にいい脂。しかし、脂肪肝になりやすい。消化吸収にいいため、アスリートの糖補給に効果的。パウダーで販売されているため、水に混ぜられる。

・吸収を助ける=早める、排便にいかないようにする

→ほとんど関係ない。胃と小腸で吸収されるから。吸収の速度もコンマ何秒の世界だからほぼ関係ない。

・飽和脂肪酸摂取量↑=GI Pの分泌促進(骨密度↑、身長↑、

・ビタミンDは摂取しても血液量は変わらない。太陽光が大事。

⑧ミネラルとは

窒素(N)、酸素(O)、炭素(C)、水素(H)の4種類以外の元素のこと

主に大地に含まれ、雨水や海水に溶け出ているものを利用することができます。

鉱物のような状態で存在することが多く、岩や溶岩などに含まれているため、これを生物が手に入れるのは大変です。岩をかみ砕いて食べる労力は計り知れないですよね。

したがって、ビタミンと同様に微量で済む仕組みとなっています。そのため、ミネラルも微量栄養素という呼び方をしています。

必要量は生物の種類でも大きく異なり、人においても成長や運動時など時と場合により必要量は大きく変動します。

摂取不足による欠乏症と過剰摂取による過剰症があります。

元素として、最小単位であるため体内で合成はできません。

必須ミネラル

ナトリウム(Na)

マグネシウム(Mg)

リン(P)

硫黄(S)

カルシウム(Ca)

カリウム(K)

マンガン(Mn)

クロム(Cr)

鉄(Fe)

コバルト(Co)

銅(Cu)

亜鉛(Zn)

セレン(Se)

モリブデン(Mo)

ヨウ素(I)

牛乳あかん理論

よく牛乳は飲みすぎたらダメと言われていますが、それは、

牛乳に含まれているリンの過剰摂取により高リン血症(低カルシウム血症)になるからだめと言われている

しかし、これに該当するのは、腎不全の方のみです。

腎不全でなければどれだけ摂取しても排泄されます。

リンは牛乳だけではなく、色んな食物に入っています。

今回はここまで

ではでは^^


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